現場改善ラボ 記事一覧 お役立ち情報 【安全衛生】ツールボックスミーティング(TBM)の効果的な進め方!ネタや目的、効果も説明

かんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki」を展開する現場改善ラボ編集部です。

現場の安全管理を強化するうえで、「ツールボックスミーティング(TBM)」の重要性は年々高まっています。しかし、「そもそも何を話せばよいのか」「どう進めれば効果的なのか」がわからず、不安を感じているのではないでしょうか。

本記事では、ツールボックスミーティングの基本的な意味や目的、危険予知活動との違い、効果を高めるコツをわかりやすく解説します。さらに、動画マニュアルを活用した最新の安全教育の事例まで網羅していますので、是非ご覧ください。

 
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ツールボックスミーティング(TBM)とは?

ツールボックスミーティングとは、毎日の作業開始前にその日の作業内容や潜在的な危険をチームで共有する簡易的な打ち合わせを指しています。日々の「声かけ」や「確認作業」で全ての重大事故を防げる訳ではありませんが、安全意識を高めるうえで大切な存在です。

ここではツールボックスミーティングの基礎的な内容について、以下の項目をもとに解説します。

  • ツールボックスミーティングの意味
  • ツールボックスミーティングが必要とされる背景
  • ツールボックスミーティングと危険予知活動(KY活動)の違い

ツールボックスミーティングの意味

厚生労働省によると、ツールボックスミーティングは「職場で行う作業開始前の打合せのことで、『ツールボックス=道具箱』の近くで行われるため、このように呼ばれています」と定義されています。

例えば、作業開始前・昼休憩明け・作業の切り替え時などに5〜10分程度の短時間で実施されます。その日の作業内容や使用する道具、周囲の危険箇所などを共有し、安全確認と意識の統一を図るのが主な目的です。

ツールボックスミーティングが必要とされる背景

ツールボックスミーティングは単なるルーティーンではなく、現場の安全を守るために欠かせない取り組みです。製造現場では工程や人員の入れ替わりが多く、イレギュラーな作業が発生することも。こうした中で、全員が同じ認識で作業を始められないと、思い違いや確認不足が事故や不良につながるリスクがあります。

ツールボックスミーティングは、作業開始前にその日の業務内容や注意点を短時間で共有することで、現場全体の意識を揃えることができます。特に、新人や経験の浅い作業員はベテランの意見や注意点を聞くことで学びを得られるため、安全文化の定着にも効果を発揮します。

また、現場の小さな気づきを拾い上げる場にもなり、指示待ちではなく“自分ごと”として安全や品質に向き合う姿勢の醸成にもつながります。

こうした背景から、ツールボックスミーティングは多様化する製造現場の安定運用を支える重要な習慣として広く活用されています。

ツールボックスミーティングと危険予知活動(KY活動)の違い

混同されがちなのが、危険予知活動(KY活動)です。どちらも安全管理の一環として行われる活動ですが、その目的と内容には明確な違いがあります。

以下の表に、ツールボックスミーティングとKY活動の違いをまとめました。

項目ツールボックスミーティング危険予知活動(KY活動)
実施タイミング作業開始前に実施(5~10分程度)定期的または必要に応じて実施
主な目的作業の安全な段取りと手順の共有潜在的なリスクの洗い出しと対策の検討
内容当日の作業内容・工程確認、危険箇所の共有作業に潜むリスクの抽出と解決策の検討
参加者の姿勢作業員同士の情報共有意見交換し、改善策を全員で考える
活動の性質実務的で短時間分析を行うのでやや時間がかかる

ツールボックスミーティングは、現場での即効性のある確認・共有に向いており、KY活動は根本的なリスク対策のためのディスカッションに適しています。両者は相互に補完し合う関係にあり、実際の現場ではツールボックスミーティングとKY活動を組み合わせて運用するケースも多く見られます。

KY活動の進め方や具体的な実践内容について知りたい方は、元労基署長が直々に解説した以下の動画をご覧ください。


元労基署長が解説!事故を未然防止するKY活動と4ラウンド法の在り方とは?

ツールボックスミーティング(TBM)の効果

ツールボックスミーティングは、安全な現場づくりの第一歩です。ここでは、適切に運用することで得られる3つの主なメリットを紹介します。

  • 安全に対する意識を高める
  • 作業内容の再確認ができる
  • チーム内での情報共有が強化できる

安全に対する意識を高める

定期的に実施することで、作業員一人ひとりの安全意識が高まります。作業前に危険ポイントを明確にすることで、「どこに注意が必要なのか」「何に気をつけるべきか」を具体的にイメージできるようになります。これから経験を積む新人だけでなく、日々の業務で慣れが生じたベテランにも大切なプロセスです。

また、質問や意見の交換も積極的に行われるため、現場で起こりがちな「なんとなく」の作業が減り、安全に対する理解と納得感が深まります。例えば、「昨日○○でヒヤリとした」「ここは足元が滑りやすい」といった具体的な声が共有されれば、全体の注意レベルも一段階引き上がります。

ツールボックスミーティングは安全対策を「自分ごと」として捉えるきっかけとなり、現場全体の安全文化を育む効果が期待できるでしょう。

労働災害やヒヤリハットは、従業員の不安全行動=ヒューマンエラーが原因の場合がほとんどです。ヒューマンエラーによるトラブルを未然防止する安全教育の方法については、以下の解説動画もご覧ください。

作業内容の再確認ができる

ツールボックスミーティングは、その日の作業内容とリスクを再確認する絶好のタイミングです。特に多人数・多工程の現場では、「誰が何をどこで、どう進めるのか」が曖昧なままスタートしてしまうと、思わぬトラブルや事故につながりかねません。

そのため、ミーティングを通じて役割分担・作業工程・使用する工具や設備をあらかじめ共有しておくことが求められます。これにより、作業者全員が同じ認識を持ったうえで動き出すことができ、手戻りや待機時間の発生を防ぐだけでなく、安全面のリスクを抑えることが可能になります。

また、工具や設備の点検をミーティングとセットで行うことで、不具合や異常に早期に気づくことができます。例えば、「ドリルの先端が緩んでいないか」「脚立の脚にガタつきがないか」といった確認を習慣化すれば、作業中のトラブルも大幅に低減できます。

ツールボックスミーティングは作業そのものの質と安全性を両立させるための「始業前のチェックリスト」として機能するでしょう。

チーム内での情報共有が強化できる

チームの連携力を高める情報共有の場としても活用できます。

現場では、日々の進捗や環境の変化に応じて、「昨日と同じ作業」の中にも細かな違いや注意点が生まれます。全員で共有し、作業のズレや勘違いを防ぐことができるからです。

例えば、「○○エリアは通行制限がかかっている」「昨日とは使用する資材が異なる」など、細かな変更点が全員に伝わることで、スムーズに作業は進みます。

さらに、ベテラン作業員が経験をもとにアドバイスをしたり、新人の疑問に答えるなど、自然な指導の機会も生まれます。こうしたやりとりが積み重なることで上下関係を越えた信頼関係が築かれ、より強固なチームが形成されていくのです。

【ネタに使える】ツールボックスミーティングの進め方と例

ツールボックスミーティングを行っているけれど、いまいち効果が実感できない」と感じている方におすすめなのが、4ラウンド法と呼ばれる手法です。

4ラウンド法は危険予知訓練(KYT)でも採用されている進行方法で、ツールボックスミーティングにも応用可能です。

▼4ラウンド法による進め方▼

1R:現状把握・どのような危険が潜んでいるかを想定し、意見を出し合って共有する
2R:本質追求・発見した危険のうち重要と思われるものを把握して危険ポイントを決める
・重要な危険ポイントについて指差呼称する
3R:対策樹立・特に危険なポイントについて、どう解決すればいいか話し合いをする
・全員で対策を考える
4R:目標設定対策案の中から重要なものを抽出し、行動目標を設定する

ここでは、各ラウンドの具体的な内容と進め方を例文付きで解説します。

【1R】ツールボックスミーティングの導入

目的や進行のルールを明確にすることで、ツールボックスミーティングの効果が最大化します。

まず最初に、今日の作業内容や目的をチームで共有しましょう。「なぜこのミーティングを行うのか」を全員に理解してもらうことで、参加意識が高まり、情報共有もしやすくなります。

作業内容や場所、使用する工具・保護具、担当者の役割などを具体的に伝えましょう。以下のような形式がわかりやすくて効果的です。

【具体例】

「本日は、〇〇工事の足場解体作業を行います。作業場所は〇〇エリアです。作業手順は、〇〇の通りです。使用する工具は〇〇、保護具は〇〇を着用してください。〇〇さんは〇〇、〇〇さんは〇〇をお願いします。」

【2R】ツールボックスミーティングの進行

作業者が自分の目線で「危険」を発言できる場をつくることがポイントです。

進行役は、ミーティングの流れをスムーズに進める役割を担います。ここで大切なのは、一方的な説明ではなく、参加者からの意見を引き出すことです。

「この作業で危ないと思うことは?」「経験上、注意が必要な場面は?」など問いかけて、現場の声を集めましょう。

【具体例】

「この場所は足場が不安定な箇所がありますので、注意してください。上部からの落下物に注意し、ヘルメットを着用してください。過去に〇〇の現場で、〇〇という事故がありましたので、〇〇に注意しましょう。」

【3R】ツールボックスミーティングの振り返り

出された意見をもとに、具体的な対策を全員で考える時間が3Rです。

ここでは、「どの危険が特に重要か」「どうすればその危険を回避できるか」を深掘りしていきます。決して進行役が一人で決めるのではなく、参加者全員で対策を考えることが重要です。過去の事例を引き合いに出すと、説得力が増します。

【具体例】

「不安定な足場では、必ず安全帯を使用してください。〇〇エリアは立入禁止区域とします。万が一、〇〇が発生した場合は、〇〇の手順で対応します。」

【4R】ツールボックスミーティングのまとめ

最後に行うのが、情報の整理と認識の統一です。

全員で決めた対策や注意点を再確認し、誤解や見落としがないかをチェックします。質疑応答の時間も必ず設けましょう。全員が同じゴールに向かって行動できるようにすることが、このラウンドの目的です。

【具体例】

「何か質問はありますか?不明な点があれば、遠慮なく聞いてください。作業中に気づいたことがあれば、すぐに報告してください。みんなで協力して、安全に作業を終えましょう。」

4ラウンド法を導入することで、ツールボックスミーティングは単なる「儀式」ではなく、現場の声を活かした実践的な安全対策の場になります。形骸化していたツールボックスミーティングを活性化させたいと考えている方は、是非取り入れてみてください。

ツールボックスミーティングの効果を高めるコツ

ツールボックスミーティングは、ただ形式的に実施するだけでは効果を発揮しません。安全意識の向上や事故防止につなげるには、「やり方」に工夫が必要です。

ここでは、ツールボックスミーティングの効果を最大限に引き出すための3つのポイントをご紹介します。

  • 作業開始前に実施する
  • 時間をかけ過ぎないようにする
  • 全員が意見を出せる環境をつくる

作業開始前に実施する

ツールボックスミーティングは、作業を始める「前」に行うことで効果が高まります。理由はシンプルで、作業が始まってしまってからでは、安全上の注意点を共有しても遅いためです。事前に危険箇所や注意事項を確認することで、リスクを未然に防ぎやすくなります。

また、作業手順や担当者の役割などを共有しておくことで、チーム全体の動きがスムーズになり、効率的な作業につながります。

例えば、「今日は高所作業があるため、安全帯の使用を忘れずに。〇〇さんは荷上げ作業、〇〇さんはチェックを担当」といった形で全員の作業内容を明確に伝えておくと、事故の防止にもチームワークの向上にも役立ちます。

時間をかけ過ぎないようにする

ツールボックスミーティングは短時間で効率的に実施することがポイントです。長時間のミーティングは作業時間を圧迫し、「面倒」「形だけになっている」という意識につながる恐れがあります。5〜10分程度の短時間で要点を押さえて行うのが理想です。

無理に長く話す必要はありません。ポイントだけを簡潔に共有することが、継続するカギとなります。

実際の現場でも、「10分以内で終わるから集中して聞こう」と意識が高まります。逆に時間が長くなると、作業員の集中力が途切れてしまうかもしれません。

全員が意見を出せる環境をつくる

一方通行の説明ではなく、全員が参加するミーティングにすることが、ツールボックスミーティングの成功には欠かせません。

現場の安全は、管理者だけでなく作業者一人ひとりの気づきと行動にかかっています。そのためには、「自分の意見が求められている」と感じられる空気づくりが大切です。

進行役は「何か気になる点はありますか?」「この作業で注意すべき点は何でしょう?」といった問いかけを行い、発言しやすい雰囲気を作りましょう。例えば、「昨日の作業でちょっと気になったことがあるのですが…」といった声が自然と出てくるようになれば、ミーティングの質は大きく向上します。

労働災害対策で注目されているのが「動画マニュアル」

ツールボックスミーティングをはじめとする安全対策の中で、近年注目を集めているのが「動画マニュアル」の活用です。テキストや口頭での説明だけでは伝わりづらい「現場の危険」を、映像でわかりやすく伝えることで、作業員一人ひとりの安全意識を確実に高めることができます。

安全対策として動画が注目されている

従来の安全対策では、「言ったつもり」「聞いたつもり」で終わってしまうケースが少なくありません。他にも、口頭だけの説明ではイメージが湧かず現場での危機感が薄れてしまうことも。

そこで有効なのが「動画」の活用です。実際の事故映像や、危険行動を再現したシミュレーション動画などを使うことで、抽象的だった注意喚起が視覚的に伝わります。

例えば、「過去にロール台車が転倒した事故」があった場合、口頭では「気をつけて」としかいえませんが、再現動画でその瞬間を見せれば、「自分もやりかねない」と具体的な危機感を持つことが可能です。

▼ロール台車が転倒する背景や対策を再現した動画の例▼

動画はツールボックスミーティングの補完ツールとして非常に有効であり、安全教育を“伝わるもの”へと進化させてくれます。

以下のお役立ち資料では、現場での改善事例をまとめています。無料でダウンロードできますので、あわせてご確認ください。

tebikiなら動画マニュアルが簡単に作れる

動画マニュアルの作成には「専門的な知識が必要」「編集が難しい」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、誰でも簡単に動画マニュアルを作れるかんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki」の活用です。

tebikiは、スマートフォンで撮影した動画に字幕やナレーションを簡単に追加できるため、スマートフォンで撮影するだけで現場の担当者が特別な機材や編集スキルなしに、そのまま教育用マニュアルを作成できます。

例えば、「クレーンの操作手順」や「保護具の正しい着用方法」などを動画にしてツールボックスミーティングの場で共有すれば、作業者全員が視覚的に学ぶことができます。加えて、外国語への自動翻訳やマニュアルの読み上げにも対応しているため、外国人労働者がいるチームでも導入しやすいのが特徴です。

さらに、効率的な教育を実現するため、以下の機能も搭載されています。

  • 動画の字幕などの自動翻訳
  • オフライン再生
  • 文書作成機能
  • 動画の音声を認識して字幕の自動生成
  • タスク機能により自主学習を促す
  • レポート機能
  • テスト機能
  • スキルマップ機能

「tebiki」には役立つ機能がまだまだ搭載されています。詳しくは、以下のサービスご紹介資料を是非ご覧ください。


動画マニュアルがかんたんに作れる「tebiki」の概要を見る

動画を活用した安全対策の例

紙のマニュアルよりも視覚的に伝わりやすい動画を使った教育が、多くの企業で導入されています。

ここでは、実際にかんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki」を活用し、安全意識の向上や教育の標準化に成功した企業の事例を紹介します。

  • 株式会社メトロール
  • 株式会社ロジパルエクスプレス
  • ASKUL LOGIST株式会社

実際に使われている動画マニュアルのサンプルやその他の事例について知りたい方は、以下の資料をご覧ください。

株式会社メトロール

作業現場では、新人への指導が担当者によって異なり、安全に関する知識や認識に差が出てしまうことがあります。株式会社メトロールでは、まさにその課題を抱えていました。指導内容のばらつきによって、「指導されたつもり」や「わかったつもり」が現場でのヒヤリ・ハットにつながる恐れがあったのです。

そこで同社は「tebiki」を導入し、安全衛生に関する内容を優先して動画マニュアル化。動画を活用し、どの現場でも同じ内容を視覚的に伝えられるようになりました。

その結果、教育の均一化が図られ、現場の安全意識が大幅に向上しています。

tebiki導入前の課題tebiki導入の効果
・マニュアルが確立されておらず、指導する社員によって教える内容にばらつきがあった
・文章や口頭では具体的な作業イメージが伝わらなかった
・手順書作成に時間がかかっていた
・動画を活用することで、教育する内容のばらつきがなくなった
・動画によって視覚的に伝わり、作業のイメージがしやすくなった
・動画マニュアルにしたことで作成にかかる時間を削減でき、配布する手間もなくなった

tebiki導入時の様子や使ってみて感じたtebikiのおすすめポイントについては、以下のインタビュー記事をご覧ください。

株式会社ロジパルエクスプレス

物流業界では拠点ごとに現場の運営方法が異なり、安全品質のばらつきが課題になりやすいと言われています。株式会社ロジパルエクスプレスでは、拠点間の教育格差をなくすため、「動画教育」の導入を決定しました。

tebikiを活用し、全拠点で共通の動画マニュアルを整備。これにより、すべての従業員が同じ基準で安全行動を学べる環境が整いました。現場にとどまらず、全社を巻き込んだ安全品質意識の底上げを実現しています。

tebiki導入前の課題tebiki導入の効果
・拠点ごとに現場の運営方法が異なり、安全品質のばらつきがあった
・社員の安全意識が高くなく、事故の原因に繋がりかねない状況だった
・紙マニュアルの作成に工数がかかっていた
・マニュアルを統一し、すべての従業員が同じ基準で安全行動を学べる環境が整った
・動画で業務上の危険が伝わりやすくなり安全意識が高まった
・動画だとすぐに作成・確認できるので、紙マニュアルよりも作成時間が短縮できた

tebiki導入時の様子や、使ってみて感じたtebikiのおすすめポイントについては、以下のインタビュー記事をご覧ください。

ASKUL LOGIST株式会社

多国籍な労働力を抱える現場では、言葉の壁や文化の違いが安全教育の障壁となることがあります。ASKUL LOGIST株式会社では、短時間勤務者や外国籍スタッフが多数在籍しており、「伝えたつもりでも伝わっていなかった」ことが課題となっていました。

このような状況に対し、同社はtebikiを導入。字幕の自動翻訳機能や、視覚的に理解できる動画を活用することで、教育内容の理解度が格段に上がりました。文化や言語の違いに左右されず、全員が共通認識を持てるようになったと評価されています。

tebiki導入前の課題tebiki導入の効果
・外国籍スタッフの場合、言語の問題や文化の違いもあり、安全教育を行ってもなかなか伝わらなかった
・新人が入るたびに行う教育の工数が負担になっていた
・紙マニュアルでは個々の理解度にばらつきがあった
・字幕の自動翻訳機能や視覚的に理解できる動画を活用することで、教育内容の理解度が向上
・動画の活用で新人教育に対する工数を削減
・動画で視覚的に確認することで理解度のばらつきを軽減

tebiki導入時の様子や使ってみて感じたtebikiのおすすめポイントについては、以下のインタビュー記事をご覧ください。

まとめ

本記事では、ツールボックスミーティングの基本的な定義や実施の目的、進め方や活用例について解説してきました。ツールボックスミーティングは単なる形式的な打ち合わせではなく、現場で起こりうるリスクを事前に共有・対策することで、事故やトラブルを未然に防ぐ強力な手段となります。

効果的なツールボックスミーティングを行うには、「情報の共有」「時間の使い方」「全員参加の仕組み」がカギですが、言語の壁や教育のばらつきをカバーする手段として、動画を活用したマニュアルや教育が注目されています。

特に、かんたん動画マニュアル作成ツール「tebiki」を使えばツールボックスミーティングの記録を効率的に残せるうえ、動画マニュアルも簡単に作成可能。視覚的な情報を取り入れることで、作業員一人ひとりの理解度を高めることができ、外国人スタッフへの教育にも効果的です。

ツールボックスミーティングの運用が形骸化している、効果を感じられないという方は、是非ツールや仕組みを見直ししてみましょう。本記事でご紹介したtebikiの詳細が知りたい方は、以下の画像をクリックし資料をダウンロードしてご覧ください。


動画マニュアルがかんたんに作れる「tebiki」の概要を見る

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